競馬の用語集 - 「ふ」|競馬予想サイトの口コミ情報

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競馬の用語集 - 「ふ」

「ふ」から始まる競馬に関する用語集です。

ふくれる

コーナーで外側によれるように、大回りしてしまうこと。

ふなゆすり

熊癖〔ゆうへき〕の俗称である。馬房内で肢を踏みかえ身体を左右に間断なくゆする癖である。
熊がオリの中で左右に身体を動かす様に似ていることから熊癖の名があり、また、舟をこぐ様にも似ていることからふなゆすりという俗称がある。下肢部の故障を起こすこともあるため嫌われる。

ファミリーテーブル

サラブレッドの血統をその牝系統別にまとめ、成績、生年等を付記し根幹馬までたどったもの。
よく知られているものに、1953年に英国で刊行されたボビンスキとザモイスキの共編による『競走馬ファミリーテーブル』がある。
現在その版権を譲り受け、第3版、第4版(2002年までの成績)が日本で出版されている。

ファミリーナンバー

ブルース・ロウという人が、ダービー、セントレジャー、オークスの第1回からの勝ち馬の牝系を調べたところ、43頭の馬にたどりついた。
その中で3大レースの勝ち馬を多く出している順番に第1族から43に分類し、各々の番号の直系牝馬と直仔をその番号で示したものがファミリーナンバーである。
現在では番号も更に追加され、若い番号イコール優秀、とはいえなくなっているが、牝系分類上便利なので現在も利用されている。

ファンファーレ

競馬における「ファンファーレ」とは、各レースの発走に先立って流れる音楽のことで、競馬場やレースの条件によって流れる音楽が異なる。
その種類は、「札幌・函館競馬場」「福島・新潟競馬場」「東京・中山競馬場」「京都・阪神競馬場」「小倉・中京競馬場」用の5種類があり、それらの中でもレース条件(一般レース、特別レース、重賞レース)によって異なるものが使用される。
また、GIおよびJpnIレースに限っては、関東(東京・中山)、関西(京都・阪神・中京)で異なる専用のファンファーレが使用されている。ただし、宝塚記念(阪神)に限り一般公募によって選ばれたファンファーレが1999年より使用されている。
一方、障害レースにおいては競馬場に関わらず「J・GI」「J・GII、J・GIII、特別・一般レース」用のファンファーレが使用されている。

フォトチャートカメラ

普通のカメラのようなシャッターがなく、代わりにレンズの焦点面(フィルム面)の前に縦のスリット(隙間、通常0.2mm)を設け、これをゴール線(ゴール板の真ん中にある鏡)に合わせておき、フィルムを走る馬の速度(通常60km)に合わせて横に動かし、決勝線に到達する順序で各馬が写るようにする特殊なカメラのことをいう。
このカメラにより、ゴール線を撮影すると、決勝線(ゴール線)に到達する順序で各馬を写すことができる。したがって、普通のカメラがシャッターを切った瞬間のみを撮影できるのに対して、このフォトチャートカメラは、ゴール線上の状況を時系列順に撮影していくことになる。よって、決勝写真のゴールはどこか、という問いに対しては、「すべてがゴールである。」が答えになる。
また、決勝写真上の各馬の差については、実馬の差ではなく、ゴール板を通過した時間の差ということになる。

フケ

繁殖牝馬が種付けされる時の状態でこの状態でなければ種牡馬を受け入れない。繁殖牝馬はいつでもこの状態であるわけでなく、日が長くなる春先から数ヶ月の間、3週間位の間隔で周期的にやってくる。
5~6日間継続し、この期間を発情期という。またこの状態が、競走馬に発生すると競馬に集中できず競走能力に影響する場合がある。

フリーハンデ

その年度の競走馬を重量によって格付けするもの。この格付けは、単にその年度の各馬の実力比較にとどまらず、歴年の名馬の実力比較ともなる。
欧米でも採用されているが、日本では毎年1月、前年度の競走成績に基づいて中央競馬会から発表されている。
このほか競馬ジャーナリストが独自に作成したフリーハンデもある。現在はクラシフィケーションと改称。

フリー騎手

特定の調教師と騎乗契約を結んでいない騎手をいう。

フレグモーネ

皮下の組織に見られる急性の化膿性疾患である。
化膿を起こす細菌は、外傷部位から侵入することが大半である。
馬では病勢のテンポは極めて早く、一夜のうちに馬の肢が腫〔は〕れ上がることも稀ではなく、激しい疼痛を伴う。早期発見、早期治療が肝心である。

ブックメーカー

勝馬投票方式にはパリミュチュエル方式とブックメーキング方式がある。
パリミュチュエル方式は、現在わが国で行なわれている方式であり、イギリスなどの競馬で見られるブックメーキング方式は、ブックメーカー(公認馬券取扱業者)と客との間で決められた賭け率に応じて、勝ち馬を当てた客が払戻金を受け取る方式。
つまりブックメーカーの払い戻しは、馬券を買った時点でのオッズによって払い戻されるので、例えば10倍のときに買い、最終オッズが5倍に落ちていたとしても10倍で払い戻される。

ブリンカー

ブリンカーは「遮眼革」ともいい、視界の一部を直接遮ることにより馬の意識を競走や調教に集中させ、周囲からの影響に惑わされずに走らせるために用いられます。
フードの目穴部分に合成ゴムやプラスチック製のカップを取り付けたものが一般的で、カップのつくりやサイズによって遮る視界の広さを変えることができます。
片側だけにカップがついているものもあります。JRAの競走で使用する場合は、出馬投票時の届出が必要です。

ブルーグラス

馬が特に好む牧草。大きくならず、土地を退化させないので放牧地用草種として最適だが、日本ではまだ充分に普及していない。同じタイプのヨーロッパ種もある。

ブルードメアサイヤー

母馬の父のこと。ブルードメアは繁殖牝馬、サイヤーは種牡馬のこと。

ブローバンド

フルネームでシープスキン・ブローバンドと言います。
頭絡の額革にボア状のものを装着したもので、上後方を見えにくくして馬の意識を前方に集中させる効果を期待して用いられます。

プラス10

「2号給付金」の通称。通常の払戻金が「100円元返し」となる場合に、10円を上乗せして110円で払戻しするもの。
ただし、特定の馬番号、組番号に人気が著しく集中した場合には競馬法の規定により「100円元返し」となることがある。平成20年度より全てのレース・全ての投票法(賭式)が対象となる。

プレミアム

「1号給付金」の通称。
対象レースにおいて、通常の払戻金に「売り上げの5%相当額」を上乗せして払い戻しするもの。
例えば、ウオッカが優勝した2007年の日本ダービーでは3連単の払戻金は2155760円であったが、これが「JRAプレミアムレース」だったとすると2301810円と、14万円以上も払戻しが多くなり、アップ率は約6.8%となる。

プレ・レーティング

その競走馬が、その年に示したレーティングの最高値(ベスト・パフォーマンス)を示すことが多い。
上半期の場合には、前年度のクラシフィケーションの数値を用いることもある。

付加賞

特別登録料の総額を、1着から3着までの馬に対し、7・2・1の割合で配分した賞金。競馬法により中央競馬会は300万円以下の特別登録料を徴収することができる。地方競馬にはこの制度はない。

分割レース

出馬投票締め切りの結果、競走の取りやめがあった場合、他の1競走への申し込み馬を2つに分割して2競走行うことをいう。

服色(ふくしょく)

レースのとき騎手が着用する服のことで、一般的には「勝負服」と呼ばれている。
これは、馬主によって決まっているもので、2003年現在登録してある数は約2200種。色、模様ともにさまざまであるが、中央競馬においては、標準色は13色(赤、桃、黄、緑、青、水、紫、薄紫、茶、えび茶、ねずみ、黒、白)。模様は輪、一文字、帯、山形(ひし山形、のこぎり歯形)、たすき、縦じま、格子じま、元ろく(チェス盤のような模様)、ダイヤモンド、うろこ、井げたかすり、玉霰、星散、蛇の目または銭形散があり、1つの服色について、胴と袖・地色と模様に1色ずつの最大4色まで使用できる。
また、競走中に各馬の識別が容易に出来るように、模様のサイズ等が決まっているほか、似たような服色は登録できない。

複勝式

出走頭数によってことなるが、1着から3着までの入着馬を勝馬とする勝馬投票法のこと。出走頭数が8頭以上の場合は3着まで、7頭以下では2着までに入着すれば的中となる。
なお出走頭数が4頭以下の場合は複勝式は発売しない。単勝式同様、勝馬投票は馬番で指定する。

駁毛(ふちげ)

馬の毛色の種類で体に大きな白斑のあるもので、原毛色により駁栗毛、鹿駁毛などという。また、白色部が有色部より多い場合は、駁栗毛、駁鹿毛という。わが国ではポニー、ペイントホースに多い。

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