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競馬の用語集 - 「し」

「し」から始まる競馬に関する用語集です。

シャドーロール

頭絡の鼻革にボア状のものを装着したものです。
芝の切れ目や物の影などに驚く馬に対し、下方を見えにくくして前方に意識を集中させる効果を期待して用いられます。
また、競走中に頭を上げる癖のある馬に使用することによって、頭を下げさせ、馬を御しやすくする効果を期待して用いられることもあります。

シンジケート

競馬の世界では主に種牡馬について組織される株主の集まりのことで、1頭の種牡馬を数十株に分けて分配し、その保有株数に応じて種付けの権利を得る。
通常、組まれる株数は40株~60株で、1株につき1頭分の種付け権利をもつ。

下乗り(したのり)

修業中の騎手のことで、免許はとっていても経験が浅く、技術未熟の騎手を呼ぶ場合に使っている。

下見所(したみじょ)

各競馬場では発走前に当該レースに出走する馬が、装鞍所からここに入り、この中をきゅう務員にひかれて周回する。下見所ともいう。
ファンはここで馬の状態を観察できる。本馬場にむかう前に騎手が乗り、ひと回りする。

仕掛ける

レース中、いよいよ勝負どころと判断した騎手が、馬に気合を入れてスパートすること。
「仕掛けるのが早かった」などという。
また調教では、馬なりでまわってきてゴール前で軽く気合をつけることを、仕掛けるという。

出走停止

競走の公正を確保するため、馬が次の各項に当たる時は期間を定めて、その馬の出走を停止する。
(1)競走において他の馬に危害を及ぼすおそれがあるとき。
(2)調教が十分でないとき。
(3)健康に支障があるとき。
(4)一時的に能力を高めまたは減ずる薬品、薬剤を使用したとき。
(5)競走に関し不正な協定の実行その他不正な目的に供せられるおそれのあるとき。

出走取消

出馬投票後、装鞍所入所までの間に出走予定馬が急な疾病などの理由により、裁決委員の許可を受けて出走を取りやめること。

出馬投票

出走するための最終的な申し込みのこと。通常はレース2日前の午後15時に締め切られる。

勝負服

騎手がレースに騎乗する際に着用する服。デザインは馬主ごとに決められている。

勝負鉄

競走用蹄鉄のこと。

場内テレビ

競馬場内で、レース実況やパドック中継などの映像やオッズなどデータを放映しているもの。

場外勝馬投票券発売所

最初は戦後の交通難で競馬場へ行くことのできないファンのために発足したが、今ではファンにとって欠くことのできないレクリエーションの場になっている。
2007年現在、場外勝馬投票券発売所は全国に41ヵ所(エクセル、場外含む)あり、昭和62年4月から、ファンにより親しみやすくするためにWINSという愛称を制定した。

失格

入線した順位が取り消されて着を失うこと。加害馬の走行妨害により被害馬が競走を中止(落馬等)した場合、走路外逸走または落馬したときにその地点に引き返さないでレースを継続した場合、定められた時間を超えて入線した場合、負担重量の過不足(前検量と後検量の差が1kg超過)、その他、禁止薬物の使用、不正協定の実行等が失格事由として定められている。
なお、競走から5年以内に禁止薬物の使用、不正協定の実行が判明した場合には、当該馬は失格となるが、投票券上は変更されない。

審議

裁決委員が競走中に走行妨害の可能性があると判断した場合、落馬、蹉跌、競走中止等で他馬との因果関係を明確に判断することが困難である場合、走行妨害の申立てがあった場合、また競走後の検量により着順変更(失格)の可能性があると認めた場合に、着順掲示板に「審」の文字と青ランプを点灯する。

州競馬委員会全国協会

The National Thoroughbred Racing Association=NTRAの訳

心房細動(しんぼうさいどう)

心臓の刺激伝導系に異常を来し、一時的に規則正しいリズムを失う心臓発作の一種である。
健康な馬であっても突如として発症するため、発症を予測することは難しい。
レース中に発症すると影響は大きく、急激にスピードは低下する。
ほとんどの例は、一時的なものであり、特に治療を行なわなくても治癒することが多い。

指定交流競走

地方競馬や外国の競馬に所属している馬や騎手を招待して行なう競走。

斜対歩(しゃたいほ)

ふつう、競走馬の速歩は、斜対歩といって左前-右後、右前-左後と対角線に結ばれた2本の肢がそれぞれ1組ずつ地面に着いたり、離れたりする歩法で歩く。

斜行

競走中、馬が斜めに走ること。騎手が注意義務を怠ったものと認められ、他馬の走行に影響を及ぼした場合には制裁を科される。

新馬

未出走の2・3歳馬で、新馬戦の出走資格を持つ馬。戦前は初めて競走におろすものを新馬といった。

新馬戦

サラブレッド系馬のデビュー戦のこと。新馬戦に勝てば次のクラスに進み、勝てなかった馬は未勝利戦で戦うことになる。
2003年6月より、新馬競走に、すでに出走したことのある馬は出走できないこととなり、新馬競走は初出走馬のみの競走となった。
新馬戦は夏の2歳戦開始と同時に始まり、3歳春の3月頃まで行なわれている。

昇級戦

前走を勝ってクラスがひとつあがった初戦のこと。「昇級戦にしては好走した」などという。「格上げ初戦」ともいう。

条件レース

条件のつけられているレースをいうが、ふつう、未勝利戦とか、特別レースはそう呼ばない。3歳(4歳)上500万下、3歳(4歳)上1000万下、3歳(4歳)上1600万下といったレースのことである。

準サラ

アラブ血量が25%以下のものはアラブ系種としての資格がなく、準サラとなる。
計算例としては、サラとアラブを交配してできた馬はアラブ血量50%、さらにこれにサラを交配すると25%、またこれにサラを交配すると12.5%となり、25%以下なので準サラとなり、アラブ系競走には出走できない。
しかし昭和49年6月1日の登録規程の改正により、準サラはサラ系となり、準サラという品種は廃止された。
またこの改正により、サラ系(含む準サラ)に連続8代サラブレッドを交配して生まれたものはサラブレッドとする、ということになった。

珠目(しゅもく)

額にある旋毛のこと。眼の上線と下線の間にあるものを珠目正、それより上なら珠目上、下なら珠目下という。

白旗

スタートの時、ゲートの前方200メートルの地点に立っている人が持っている旗。
発走委員が真正な発走でないと認めた場合に振る赤旗を受けて、この白旗を大きく左右に振る。これをカンパイ(スタートやり直し)といい、各騎手はこの合図を見て馬を止める。

白毛

この毛色の発現はサラブレッドでは十分解明されていない。
この毛色の産駒は白色またはほとんど白色で生まれるが、眼には色素があり、ピンク色の皮膚の一部に有色の斑点があることから、いわゆるアルビノではない。

種牡馬

父馬のことで、より速く、強い馬を作り出すために競走成績のすぐれた馬、血統のよい馬が選定される。

習癖(しゅうへき)

馬の馬房内または運動時の忌むべき様々な癖の総称であり、略語ので表されているものなど。調教や飼養管理面で矯正を行なう必要がある。

肢巻き(しまき)

日本語では肢巻き〔しまき〕。バンデージは英語のbandageつまり包帯のこと。
運動中の肢の保護に使用するものと、運動後4肢の保温包帯に使用するものとがある。

自由購買馬

抽せんによって購入馬が決定する“抽せん馬”に対して、馬主が自分で買ってきた馬をいう。
戦前は自由購買のサラブレッドを呼馬と呼び、抽せんによるサラブレッドを角抽(カクチュウ)と呼んだ。

舌縛り(したばり)

銜(はみ)吊りなどを用いても銜を越して舌を出す(「舌を越す」という)癖を直すことができない馬に使用します。
この方法は、レースの際に舌を引っ込めて(気管を防いで)しまう癖がある馬やDDSP(軟口蓋背方変位)という疾病を発症しやすい馬にも有効です。
適度に幅の広い包帯が多く用いられています。舌を大きく動かすことができず、馬に苦痛を与えるようにも思えますが、実際はそれほど苦痛を与えるものではありません。

襲歩(しゅうほ)

駈歩からさらに歩行速度を速めると、襲歩と呼ばれる歩法に変わる。
襲歩は競馬などで馬が疾走しているときにみられる歩法で、速度は最も速い。
襲歩は、後肢と前肢の着地点をなるべく離し、脊椎の伸展を利用して歩幅を伸ばすための歩法である。
普通に襲歩といった場合は交叉襲歩をさす。襲歩は駈歩同様、左右の肢が非対称的に動き、一完歩に一回、四肢が宙に浮く瞬間が存在する。襲歩と駈歩との運歩上の相違点は、駈歩では最大三肢が着地している瞬間が存在するのに対し、襲歩では同時に着地するのは二肢までというところにある。
この結果、襲歩では歩幅が駈歩より広くなり、それにともない速度も速くなる。

蹴癖(しゅうへき)

人や他の馬を蹴る癖である。蹴癖馬は人馬に危険を及ぼすため、厩舎では目印として尾に赤い布をつけ危険防止に努めている。

進上金(しんじょうきん)

賞金を得た馬主が、その中からその都度関係者に支払う金のこと。調教師には獲得賞金の10%、騎手、厩務員には5%ずつ(障害競走に限って騎手は7%)支払うのが普通。

遮眼革(しゃがんかく)

ブリンカーは「遮眼革」ともいい、視界の一部を直接遮ることにより馬の意識を競走や調教に集中させ、周囲からの影響に惑わされずに走らせるために用いられます。
フードの目穴部分に合成ゴムやプラスチック製のカップを取り付けたものが一般的で、カップのつくりやサイズによって遮る視界の広さを変えることができます。
片側だけにカップがついているものもあります。JRAの競走で使用する場合は、出馬投票時の届出が必要です。

重賞競走

特別競走の中でも特に賞金が高額で、重要な意義をもったレース。賞金や歴史と伝統・競走内容等により格付けされている。

障害競走

障害競走とは、コース中に設置されたいくつかの障害物を越えて、いかに早くゴールに到達するかを競うレースで、その障害物には、竹柵、生籬〔いけがき〕、水濠、土塁等がある。
障害競走はもともとチューダー朝時代の雁狩りとジェームズ一世時代のハンティング・マッチから生まれたもので、記録上最古のレースは1725年アイルランドで行なわれた。そして1839年に生まれたグランド・ナショナル障害競走(英・エントリー競馬場)は、現在、世界で最も名誉ある、かつハードなレースとして有名である。
日本でもこのグランド・ナショナル障害競走に範をとって中山大障害競走が昭和9年に創設された。これは当時の中山競馬倶楽部の理事長、肥田金一郎の、“東京競馬倶楽部の東京優駿大競走(現在の東京優駿=日本ダービー)に対抗できる大競走を中山競馬場に創設したい”という意図から生まれたもので、中山競馬場に起伏に富んだ障害専用コースを作るのにおよそ2年の歳月を費やした。
現在、中央競馬では、札幌、函館を除く8つの競馬場で障害レースが行なわれており、中山、東京、京都、阪神の4つの競馬場では春、秋と各2回、小倉、新潟で夏に各1回、計年10回の重賞レースが組まれている。

CATV(シー・エー・ティー・ヴイ)

有線テレビのことで、ケーブルテレビともいう。
特定のエリア内に、有線でテレビ放送を分配するシステム、大きな伝送能力をもつことから、多数のチャンネルを確保でき、テレビ放送の再送信以外にも、CATV独自の各種サービスを行なうことができ、全国各地のケーブルテレビ局では競馬専門チャンネル(グリーンチャンネル)を視聴することができる。

JRAカード

競馬場の指定席を電話で事前に予約出来るシステムを「指定席電話予約システム」という。予約の際に必要なカードが、「JRAカード」である。
「指定席電話予約システム」を称して「JRAカード予約」、「JRAカードシステム」ということもある。
なお、電話予約が可能な競馬場は、新潟競馬場(夏季開催のみ)、中山競馬場、東京競馬場、京都競馬場、阪神競馬場であり、予約できる指定席の席種は競馬場によって異なる。
電話予約は、行きたい日の2週間前から予約が可能で、1週間前には当選結果が分かる。
事前に予約が可能ため、早朝から購入のために競馬場に並ぶ必要がなく、また、使った分だけ楽しめる「JRAカード・ポイントプログラム」も用意している。

JRAプラス10

「2号給付金」の通称。通常の払戻金が「100円元返し」となる場合に、10円を上乗せして110円で払戻しするもの。
ただし、特定の馬番号、組番号に人気が著しく集中した場合には競馬法の規定により「100円元返し」となることがある。平成20年度より全てのレース・全ての投票法(賭式)が対象となる。

JRAプレミアム

「1号給付金」の通称。対象レースにおいて、通常の払戻金に「売り上げの5%相当額」を上乗せして払い戻しするもの。
例えば、ウオッカが優勝した2007年の日本ダービーでは3連単の払戻金は2155760円であったが、
これが「JRAプレミアムレース」だったとすると2301810円と、14万円以上も払戻しが多くなり、アップ率は約6.8%となる。

JRA(ジェイ・アール・エイ)

日本中央競馬会が昭和62年4月に新しく制定した同会の略称。ジャパン・レーシング・アソシエーションの頭文字を取ったものである。

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