普通には初めて馬がレースに出走することをいうが、平地競走を走っていた馬が障害入りしたときや、中央競馬所属の馬が地方競馬に転属した場合にも使う。
勝馬投票券が的中した場合の概算払戻率のこと。中央競馬ではトータリゼータシステムのコンピューターに直結して、100円に対する倍率で掲示されている。
代表的な寒地型牧草だが耐寒性はチモシーに劣る。
多年生で大きく育つので牛の放牧に最も適している。育ちすぎると大きな株を形成するのが欠点。
馬主であり生産者でもあるという人。
最近生産者はほとんどが法人で、個人経営は少なくなってきたが、オーナー・ブリーダーという時は普通、馬主と牧場経営を兼ねた個人をいう。
特に記載のない限り、すべての馬が出走できる競走をいう。
オープン馬とは収得賞金の最高のグループに属する馬であり、オープン競走にはすべての馬が出走できるとはいっても、超A級の馬と未勝利馬が、競馬をしたのでは勝敗は歴然としているので、下位条件の馬は出走できないよう条件づけられている場合が多い。
現在の競走体系は競走馬が1勝するごとに収得賞金が増えてゆき、クラスが上がる仕組みになっている。オープン馬とは最高のクラスに所属する馬である。
競馬場内に設置され、迫力のある映像で好評の大型映像ディスプレイ装置のこと。
写真判定となるような微妙なゴール瞬間のリプレイなどで威力を発揮。 東京競馬場と京都競馬場には、大型の三面マルチ・ターフビジョンが設置されており、高画質で鮮明なハイビジョン対応となり、迫力満点の美しい映像をお楽しみいただけます。
馬の毛色の一種で、栗毛の中でも、まえがみ、たてがみ及び尾毛が白いものをいう。
尾がススキの穂(尾花)のように見えるためこう呼ばれる。
ある馬にひとりの騎手がずっと騎乗していてその馬の癖、性質等を熟知している場合、その馬をお手馬という。
他の騎手からお手馬としている騎手に乗り替わると、全能力を発揮して好走することが多い。
レースで、ポンと好スタートを切った馬を、手綱を握る両方の手を、クビのつけ根あたりを“おさえるように”してペースダウンして、マイペースに持ち込むこと。
馬の機嫌を損じないように、巧くしないと、反対にひっかかって、セーブがし難くなる。
また調教で目一杯追わず“おさえ気味に追う”という乗り方もある。調教でスタミナを使い過ぎないようにするときにこうして乗る。
騎手と馬の呼吸の調和状態のこと。人馬の呼吸がうまく合致しているときには、「ピタリと折り合う」などという。
またこれに対して呼吸が合わず、ちぐはぐな状態は「かかる」という。
腹帯から’はみ環’を通した手綱。
これは、頭を上げる悪癖のある馬に、その癖を出させないために使うもの。
固定されてなく、障害レースの時だけ、平地コースに置く障害のこと。
可動式障害。置き障害は竹柵で、他の障害に比べると低く、高さが1メートル20センチのものを使用している。
同じレースに同じ馬主、もしくは同じ厩舎の馬が2頭以上出走していて、レースの結果それらの馬で1、2着を独占した場合、○○(馬主、厩舎の名前)の親子どんぶり、という。
開催日直前の調教のことをいう。開催に備えて馬の状態を最高に持っていくため、普通、レースの3、4日前に十分に調教で追い切ることから、この言葉が生まれた。
離乳した後の育成馬の運動のひとつ。馬場等で集団的に馬を追う運動をいう。
広い放牧地を持つ外国と違い、日本では放牧地は狭く雨は多い、また、冬期に凍結、積雪の牧場が多いので必然的に放牧量が少なくなる。そこで放牧量を補うため、人工的な運動が必要となり、追い運動が行なわれている。