中距離(2000メートル前後)の競走を得意とする馬のこと。
距離に対する融通性は、マイラー、ステイヤーと比べると高い。
レースに出走したことのないこと。
(1)出走して第1着になったことがなく
(2)重賞競走の第2着にもなったことのない
馬をいう。
なお、未勝利競走には未出走馬も出走することができる。
馬に軽い手術を施したり、あるいはゲートにのるのを極端に嫌ったりするときに、短い棒の先端に丈夫な綱で直径15センチくらいの輪を作ったもので、片方の耳を入れてねじり、馬の気をそらせ、あるいは刺激を与えておとなしくさせる器具。
これを使用すると馬は一見痛そうだが、実際は抑制神経が働き、精神状態が落ち着く効果がある。鼻に使用する、“鼻ねじ”もある。
気性が悪く、実際に鞭で叩くと逆に走る気をなくす馬に対して、目先で鞭をちらつかせることだけにとどめて走る気をうながすこと。
また素直な馬でも急に叩くとよれたりする可能性があるので、これから叩く旨を馬に予告する意味で行なう場合もある。
騎手免許をとったばかりの若い騎手は、ベテラン騎手に比べると技術が未熟で同一条件で競走した場合、どうしても不利になる。
そこでこういう騎手に騎乗機会を多く与え、育成を図るために、免許の通算取得期間が3年未満であって、勝利度数が100回以下の騎手(見習騎手)に減量制度がとられている。
そのことから、減量騎手とも呼ぶ。見習騎手が特別競走とハンデキャップ競走以外の競走に騎乗する場合、その騎手の通算勝利度数により各々負担重量は以下のとおり減量される。
馬が自分の体を噛む癖のこと。稀には馬体に傷が残る程激しいものもある。
退屈、ストレスが原因である。
馬場状態の表示には良、稍重、重、不良の4段階があるが、重以上の状態をひと口で「みちわる」という。
道悪の上手、下手で人気が大きく変わる場合がある。