競馬の用語集 - 「こ」|競馬予想サイトの口コミ情報

口コミ情報による競馬予想サイトの徹底解剖

競馬の用語集 - 「こ」

「こ」から始まる競馬に関する用語集です。

ころがし

勝馬投票券の買い方の一種。この買い方の特徴は、あるレースを的中させたら、その払戻金をそっくり次のレースにつぎこみ、さらに的中したら、次のレースに……というように雪だるまをころがすように増やしていく点である。
したがって成功したら、大変な金額になるが、逆に1レースでも不的中だとすべてが無に帰してしまう。

コズミ

筋炎や筋肉痛の俗称である。軽症の場合は指で圧すると痛がる程度であるが、重症の場合は跛行を呈する。
パドック等で「あの馬はコズんでいる」と言うことがあるが、動きがスムーズでなく、歩行がぎこちない状態を言っているのである。通常はレース前のウォーミングアップで改善される。コズミの状態が悪化すると、血液性状の異常にまでいたることがある。
歩行は更にぎこちなくなり、時には動けなくなることもある。これを通称「スクミ」と呼んでいる。

コーナー

JRAで使用する競馬場は、主に2つの直線と4つのコーナーで形成されている。
右回り・左回りコース共に、ホームストレッチ(手前の直線)にあるゴール板を基点にコースを1周する場合、最初に迎えるカーブを「1コーナー」と呼び、続くカーブを「2コーナー」、バックストレッチ(奥の直線)を通って、ホームストレッチに戻る際に回る2つのカーブを、それぞれ「3コーナー」、「4コーナー」と呼んでいる。レースによってはバックストレッチをスタートし、コーナーを2つ回ってホームストレッチを迎えゴールするという設定のものもあるが、この場合も回るコーナーの呼び方は変わらず「3コーナー」、「4コーナー」と呼ぶ。
つまり、通過する順に「1コーナー」、「2コーナー」と呼ぶのではなく、それぞれのコーナーの呼び名は固定されたものである。同じコーナーを2回以上回る場合は、「1周目の1コーナー」や「2周目の1コーナー」と呼ぶ。
また、レース終盤に最後に回る「4コーナー」の事を、「最終コーナー」と呼ぶこともある。

ゴーグル

騎手がレースで着用する防砂・防風メガネのこと。馬場状態の悪いレースでは土砂がゴーグルについてしまうため、騎手は数枚を重ねて装着しており、レースの途中で汚れたゴーグルから順次はずして騎乗している。

ゴール板

決勝線延長線上の内柵側に立てられた板状の鏡のこと。
馬が重なり合って入線した場合、内側の馬の鼻端が判定写真に写らずに判定が困難になる場合があるので、ゴール板として鏡を設置しておくことにより内側から見た像が鏡に写しこむことができ、判定が容易になっている。
フォトチャートカメラはこのゴール板に合わせて設置されており、判定写真にはフォトチャートカメラとゴール板を結んだラインを通過したものしか写らない。

ゴール板照明

平成17年の秋の中山競馬から運用を開始した着順判定補助用の照明のこと。
フォトチャートカメラにより撮影された判定写真の鏡部分が暗くなることを防ぐため、ゴール板の上方に照明を設置し、コースの内側から照明を当てている。

ゴール板装飾

ファンの方にもゴール板が分かりやすいようゴール板の周りに施された装飾のこと。
競馬場によって装飾のデザインは異なっており、GI・JpnI 競走の時などは特別な装飾を施している。

仔分け(こわけ)

繁殖牝馬を所有している馬主が、それを生産者に預けた場合、生産した仔馬を馬主、生産者の共用物として売却代金を一定歩合で分け合う制度をいう。
馬主自身が、その仔馬を競馬に使うのであれば、評価した価格を基礎にして、定められた歩合の金額を生産者に支払うというケースが多いようである。

公正確保(こうせいかくほ)

中央競馬では、レースの公正確保を最重要業務のひとつとし、競走馬の入厩から、レース終了後の理化学検査まで、厳重なチェック体制をとっている。裁決業務をはじめ、
(1)競走当日の装鞍所における馬体検査、装蹄検査
(2)騎手の前検量、後検量
(3)レース中のパトロールタワーからの競走監視
(4)禁止薬物使用の有無を調べる理化学検査
などが主たるチェック項目として挙げられる。

咬癖(こうへき)

人や他の馬をかむ癖。

固定障害

競馬場の障害コースに、常時設けてある障害物。普通は土塁、生籬〔いけがき〕、竹柵の3種類で、このうち土塁と生籬を組み合わせたものもある。
日本で最も高いのは中山の1メートル60センチのもので、この他に水濠や、バンケットという跳び上がって3、4歩走って跳び下りるものもある。飛越するものではないが、中山の上り下りの谷や、福島のバンケットなども障害とされている。

国営競馬

昭和12年に各地の「競馬倶楽部」を統合して「日本競馬会」が設立され昭和23年まで続いたが、占領下、GHQの解体命令の対象となり日本競馬会そのものの存続が危うくなった。
このため、緊急立法化して日本競馬会を「国営競馬」とし、国が競馬を主催する形態をとった。設立時から将来的には民営化する条項がうたわれており、昭和29年7月の日本中央競馬会法の公布、同年9月の日本中央競馬会設立によって国営競馬の幕は閉じた。

国庫納付金

勝馬投票された金額から控除された約25%のうち、10%が国庫に納付される。これを第1国庫納付金という。
残りの15%を中央競馬の運営に充てるが、この中から、さらに剰余金が出た場合には、その2分の1が国庫に納付される。
これが第2国庫納付金である。日本中央競馬会法では、この納付金の4分の3相当額を畜産振興事業に、また4分の1相当額を社会福祉事業の充実に充当することを義務づけている。

国際交流

中央競馬会は、スポーツを通じて国際親善に貢献するため、欧米先進国をはじめオーストラリアなど各国と、馬、騎手の交流を行なっている。1955年に英国ジョッキークラブと騎手に対する制裁の相互実施協定を結んだのを皮切りに、米国の州競馬委員全国協会年次総会、パリ国際競馬会議など多くの海外競馬会議に参加。1960年には、アジア競馬会議を提唱し、成功を収めている。
1981年に創設されたジャパンカップは、一流馬が集う最高峰の競走のひとつとして世界から高い評価を受けている。さらに、ジャパンカップは、1999年に設立された「競馬のF1」とも言える世界の超一流競走で構成されたワールドシリーズレーシングチャンピオンシップに参加。
一方、海外のレースに出走する馬に注目すると、1959年にハクチカラが初めて米国西海岸に遠征し、ワシントンバースデーハンデに優勝。1998年にはシーキングザパールがモーリス・ド・ゲスト賞(仏GI)、タイキシャトルがジャック・ル・マロワ賞(仏GI)を制し、翌99年にはエルコンドルパサーがサンクルー大賞典(仏GI)を制覇した。さらに、2001年の香港国際競走ではステイゴールドが香港ヴァーズ、エイシンプレストンが香港マイル、そして香港カップをアグネスデジタルが優勝するという快挙。エイシンプレストンは翌年にも香港のクイーン・エリザベスII世Cを制している。
こうした快挙は海外のマスコミにも大きく取り上げられ、日本馬は世界から熱い視線を集めるようになった。

国際競馬統括機関連盟

International Federation of Horseracing Authorities: IFHAの訳

控除率(こうじょりつ)

勝馬投票券は、その売上額のうち約25%を引いた残り75%が払戻金として的中した人に配分される。
この差し引かれる約25%を控除率という。控除率は、的中率が高ければ低くなり、的中率が低ければ高くなるため、「約25%の控除率」というのはこれらを平均したものとなる。
控除されたうち10%が国庫に納付され、残りの15%がJRAの収入となって競走の賞金や運営などの費用に充てられる。

膠着(こうちゃく)

馬がものをみたり、異常に緊張したりして、動かなくなってしまった状態をいう。
馬場に出た後、騎手の指示にもかかわらず動かなくなったり、ゲートが開いても発進しないケースなどがある。

降着

走行妨害を犯した馬を被害を受けた馬のすぐ後の着順に置くこと。
被害を受けた馬が、加害馬よりも先着した場合は着順は変わらない。また、走行妨害により被害を受けた馬が競走を中止した場合は、加害馬は失格となる。

骨量(こつりょう)

馬はその脚を動かす原動力となる筋肉、内臓が丈夫でなくてはならないがそのためには、骨格がしっかりしていることが望ましい。
骨が太く、大きいことを骨量が富んでいるという。馬の骨は、脚の方から成長して、2歳の秋ごろには、早い部位では完成している。
若駒のときに、脚の骨が太く、たくましく、関節が大きい馬は、成長して骨量の豊かな馬となることが多い。

総合口コミ・評判・評価ランキング
登録サイト数
1155
口コミ件数
10619